王都パゼーで発生したレゴールによるヴィノティーン王家に対する殺傷事件。 スピリアを虐げる政策を敷くデズモンド王に反発し、シリウスとソウズらを中心としたメンバーが王都パゼーの王宮を襲撃した。 デズモンド王、王太子アーネストと妻子、王女コーデリア、王子コンラッドらが食事をしている中、シリウスが壁を破壊して熱風を吹き込み一瞬で全員を殺害。その間にソウズら他のメンバーは王家の護衛や駆け付けた兵士達と交戦した。その後、レゴールは東へと逃亡、火の手が上がった王宮は焼け落ちた。

王女コーデリアの夫であるクリスティアーノは王都パゼーを離れており難を逃れたが、妻の死により深く傷ついた。 次兄のカーライルは別室にいたが、異変に気付いて家族のいる食堂に駆け込んでしまい、噴き出した熱風を浴びて半身に大火傷を負い瀕死の状態となった。 末弟のコンラッドは死体が発見されなかったが状況から見て死亡したと判断された。しかし実際は彼がスピリアであり更には冷却の能力を持っていたため熱風を無効化、そのまま窓から脱出して行方をくらました。

この事件でレゴールとの戦争は決定的となった。