平和な世界に突如現れ、人間を襲う異形の怪物達。聖天教会の見解では、何らかの原因で太陽の女神と十二宮の天使達の力が弱まり、封印が解けた為に再び世界に現れたとされる。星の名前と高い知能と身体能力を持ち、個々特有の超自然的な能力を使う。その姿は様々で、基本的に何らかの動物に酷似した姿をしているが、人の姿に近い者も多い。赤い瞳を持つ者が多い。

神話では悪魔と称されているがれっきとした生物であり、通常の方法で殺す事が出来る。SSSがスピリアの死骸を回収して様々な研究をしているが、どのようなメカニズムで能力を駆使しているのは未だに不明である。スピリアの中にも位があり、上位のスピリアは人語を話し、その力は天変地異を起こすほどだと言われる。息絶える瞬間に近くに居た人間の肉体を奪う転星という能力を持つ者もいるが、成功率はそれほど高くはない。人としての意識を保ったままスピリアの能力だけを受け継いだ場合はギフトと呼ばれ、その身柄はSSSの監視下に置かれる。